2018-02-13

2/13マンデー街頭「補正予算案と新年度当初予算案の概要について」
















「皆様、おはようございます。
公明党・愛媛県議会議員の木村ほまれでございます。

先週は出張のため2週間ぶりのご挨拶となりますが、記録的な寒さが続く中、県内でも豪雪や凍結などで様々な被害が生じております。皆様、インフルエンザなど体調管理も含めて十分にお気をつけ頂きたいと思います。まだしばらく冷え込みは続きそうですが、来週には伊予路に春を呼ぶお椿さんも始まります。皆様とともに春の訪れを心待ちに待ちたいと思います。

また、先週から平昌オリンピックが開幕し、連日熱戦が繰り広げられています。昨日は女子スキージャンプで高梨沙羅選手が銅メダル、女子スピードスケート1500mで高木美帆選手が銀メダル、男子モーグルで原大智選手が銅メダルをそれぞれ獲得。私もテレビの前で声援を送りながら見ておりましたが、本当に感動しました。この後続く日本選手団の活躍にも心から期待を寄せたいと思います。

さて、本日は、この後10時から県議会臨時会が召集されますのでそこに上程される補正予算案と、来週から始まる2月定例会で審議される平成30年度当初予算案の概要についてご報告いたします。

まず補正予算案ですが、これは2/1に国の補正予算が成立したことを受け迅速に事業を執行するためのもので、一般会計・特別会計あわせて161億円あまりの予算規模となっています。

主な柱は3つで、1つめの柱は、防災・減災対策。

大規模災害等に備え、緊急輸送道路等の整備や危険箇所の早期解消、河川、砂防、港湾施設やため池の改修などを前倒しで実施するとともに、土砂災害警戒区域等の指定に向けた基礎調査を加速するとしています。

また、伊方原発周辺地域における放射線防護機能を有した屋内退避施設の整備推進や、私立学校の耐震化支援等が盛り込まれています。

2つめの柱は、本県の基幹産業である農林水産業の振興です。

具体的には、農業水利施設や農道など農業基盤の整備のほか、林業における間伐の促進や林道整備などに取り組むとしています。

3つめの柱は、地域活性化の推進。

伊予の媛貴海(ひめたかみ)・スマの生産体制の強化や農林水産研究所、畜産及び林業研究センターの研究設備等の機能強化を図る内容が盛り込まれています。

以上が国の補正予算に対応する項目ですが、速やかに事業が執行されるよう後押ししてまいりたいと思います。

次に、2月定例会に上程される平成30年度当初予算案です。

まだ正式発表前ですので2/1の知事の記者会見の範囲でお伝えしますと、平成30年度は知事の任期の最終年であるため、公約に掲げていた「防災・減災対策」、「人口減少対策」、「地域経済の活性化」、この3本柱の実現を念頭にこれまでの取り組みを深化させていく考えが述べられました。

まず防災・減災対策ですが、先ほどの2月補正予算案に盛り込まれていた内容のほかに、主なものとして、AIを活用した災害分析システムの開発、原子力災害時に備えたドローンによる情報収集体制の構築や県有施設等の老朽化対策の推進、警察署の建て替え整備に踏み込むとしています。

次に人口減少対策では、若手社会人向けサテライト会場の運営など新たな取組みによる結婚支援対策の強化、また紙おむつメーカーや市町と連携した昨年始めた愛媛オリジナルの子育て支援、そして住民主体の集落活性化の取り組みへの支援等を盛り込むとしています。

そして地域経済の活性化については、愛媛の「スゴ技」、「すご味」、「すごモノ」といった県独自のデータベースを活用した戦略的営業活動を軸に新規創業への支援と融資枠拡大に一層力を入れていく他、県内企業のAIIoTの導入促進、昨年からスタートした「ジョブチャレンジU15」、いわゆる中学生の職場体験による将来の地元就職の促進への取り組み、また、4年ぶりに開催される瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会や、松山-札幌線の開設に伴う北海道との交流・誘客の促進、とべ動物園とえひめこどもの城の連携シナジーによる魅力の向上、大型の外国クルーズ船の誘致促進など、多岐にわたる様々な取り組みを積極的に盛り込むと述べられました。

来る2月定例会、私は一般質問に登壇させて頂く予定で、今、質問を準備しているところです。

先ほど知事の任期について触れましたが、私たち県議会議員も来年4月が改選となりますので、平成30年度は任期最後の1年となります。


その意味では、私も、公約として掲げた政策の実現に向けて、そしてお支え下さる皆様のご期待にお応えできますよう、全力で2月定例会に臨んでまいりたいと思います。今週もどうぞ宜しくお願いいたします。」

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