2014-06-11

CLT普及に向けた高知県の取組み
















本日は、公明党議員団で

高知県庁(林業振興・環境部)と

高知おおとよ製材㈱様を訪問し、

CLTの利用促進に向けた取組み
について視察しました。

CLTとは、

木材板を各層で互いに直交するように
重ねて接着した厚型パネルの呼称で、

昨年12月に
日本農林規格(JAS)として制定されました。

CLTの最大の特徴は、

寸法変化が少ない点、

木目の弱い軸方向に対しても
一定の強さを発揮する点が挙げられ、

軽量・安価・強度・施工の簡便性など、

そのパフォーマンスの良さから、

欧米では中層・大規模建築物において、
CLTが今、急速に普及しているそうです。

本県同様、森林県である高知県では、

こうした世界の趨勢を取り入れ、

木材需要の低迷を打破するため、

2012年から、県を挙げて
CLTの普及促進に取り組んでいるのです。

県庁にてレクチャを受けた後、
私たちは大豊町に移動し、

本年3月に完成したばかりの

CLTパネル建築国内第1号となる
高知おおとよ製材㈱社宅を見学しました。

3階建て5戸使用、床面積は267㎡。

一見、RC構造に見えますが、
躯体はすべてCLTパネル。

特筆すべきは、
組立て作業に要したのは約2日ということで、

鉄筋コンクリート建築では
とても考えられない簡便さです。

そんな同社宅を生み出す
プラットフォームとなったのは、

尾崎知事を顧問として
昨年7月に設立されたCLT建築推進協議会。

高知県では今後、

県信連事務所ビル、

四万十町の県農業研修宿泊施設、

本山町庁舎

などのCLTプロジェクトが予定されており、

それらを推進する中で

課題の洗い出しや技術・ノウハウの蓄積を図り、
可能性あふれるCLT市場を開拓していきたい

とのことでした。

さすが森林率全国第1位の高知、

と感嘆しつつも、

本県も遅れを取ることなく

CLT市場開拓に向けた取組みを
加速させなければならない、

と議員団で決意。

本県木材のさらなる需要創出のため、

CLT普及をめざし積極的に取り組んでまいります。

(写真は、CLTパネルを小さなブロックに断裁したもの。
木材板各層を交錯させたパネル構造がよくわかります。)

0 件のコメント:

コメントを投稿