2008-11-06

100年を超える研究、の視察

平成19年度普通会計決算特別委員会の、
現地視察にて「県水産研究センター」を訪れる。

同センターの前身である水産試験場の創設は、
なんと、明治33年4月にまでさかのぼるという。

その歴史は、実に、100年を超える。
驚きと、深い敬意と。

県水産研究センターの担う役割は、
養殖生産額日本一の本県水産業にとって、

漁場環境を守り、
水産資源を管理し、

養殖技術を開発し、
魚病診断や種苗生産を行い、

漁業後継者を育てる、
など、あまりにも大きい。

そうした中で本日は、
ハタ類の生産施設を視察。

ハタ類とは主に、クエとマハタ、を指し、
鍋ものに絶品、といわれる高級食材、だ。

マダイ・ブリに続く、第3の高級養殖魚として、
海外市場も視野に入れた戦略商品、なのである。

9月議会の一般質問で、

南予は養殖業のシリコンバレーをめざすべき、
と提言させて頂いた私としては、

お客様、つまり、市場から出発する、
同センターの研究開発姿勢に、

大いに意を強くさせられたし、
さらなる成果に期待を寄せたい、と強く思った。

それにしても。
クエという魚の、でかいこと。

成体の全長は、優に、私たち大人以上、だ。

これってひょっとして観光資源になるかも、
と思いつつ、有意義な視察の帰途についた。

��写真は、愛媛県の漁場ジオラマ。)


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